マンジャロの料金は月いくら?用量で変わる総額を看護師が解説

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※マンジャロを体重管理の目的で使う場合は公的医療保険が適用されない自由診療です。国内で承認された効能・効果とは異なる使い方となり、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

マンジャロの料金を調べると「月9,980円から」という表示が目に入ります。ただこの金額は、いちばん条件の揃ったプランで、いちばん少ない用量のときの月額です。

この記事では、契約期間と用量で総額がどう変わるかを、公式サイトの表示と添付文書(薬の正式な説明書)の両方から整理しました。先に結論を言うと、見るべきなのは「月いくら」ではなく「2.5mgのあと、いくらになるか」です。

結論:月額表示は「導入用量」の金額

マンジャロの添付文書には、用法・用量がこう書かれています。

週1回5mgを維持用量とし、皮下注射する。ただし週1回2.5mgから開始し、4週間投与した後、週1回5mgに増量する(マンジャロ皮下注アテオス 添付文書より要約)

つまり2.5mgはスタート用量であって、続ける用量ではありません。4週間で5mgに上がるのが基本の流れです。

料金表の「9,980円」は、この2.5mgの月額です。5mgに上がったあとの金額を見ておかないと、想定していた予算と実際が合わなくなります。

※体重管理を目的とした処方は自由診療のため、実際の用量は診察した医師の判断で決まります。上の記載は、あくまで承認された使い方の基準です。

マンジャロの料金表(2026年8月1日 公式サイトで確認)

Actually,(アクチュアリー)の場合、契約する期間によって月額が変わります。2.5mgと5mgを並べると差がはっきりします。

プラン2.5mg5mg
1ヶ月ごと定期11,980円/月22,280円/月
3ヶ月ごと定期10,480円/月
(総額31,440円)
20,270円/月
(総額60,810円)
6ヶ月ごと定期9,980円/月
(総額59,880円)
18,680円/月
(総額112,080円)
単品1ヶ月分16,730円27,910円
すべて税込。内容量は1ヶ月分(注射薬4本)。別途、配送料550円/回がかかります。

表の見方は2つあります。

縦に見ると、契約期間が長いほど月額は下がります。ただし6ヶ月定期は、6ヶ月分をまとめて決めるということでもあります。

横に見ると、同じプランでも用量が上がると月額が大きく変わります。6ヶ月定期なら9,980円と18,680円で、月あたり8,700円の差です。総額では59,880円と112,080円になります。

「2.5→5mg」の移行プランについて

公式サイトには、初めての人向けに2.5mgと5mgを1ヶ月分ずつ届ける移行プランもあります。表示は初回11,980円/月(2.5mg×1ヶ月分)、2回目以降22,800円/月(5mg×1ヶ月分)です。

5mgの1ヶ月ごと定期は22,280円なので、同じ5mg・1ヶ月分でも表示金額が異なります。どのプランで契約するかは、申し込む画面で選ぶことになります。

用量ごとの最新の料金は、公式サイトで確認できます。

用量別の料金プランを確認する

【看護師コラム】なぜ2.5mgで続けられないのか

「効いているなら2.5mgのままでいいのでは」と思う方は多いと思います。ただ、2.5mgという用量には理由があります。

マンジャロの成分であるチルゼパチドは、胃の中身が出ていくスピードを遅らせる働きを持っています。満腹感が続くのはこの作用によるものですが、吐き気や胃のむかつきが出るのも同じ作用の裏側です。

いきなり高い用量から始めると、この消化器の症状が強く出やすくなります。そのため4週間かけて体を慣らしてから増やす、という順番になっています。2.5mgは「体を慣らすための期間の用量」という位置づけです。

添付文書でも、5mgを4週間以上投与しても効果が不十分な場合は、4週ごとに2.5mgずつ、最大15mgまで増やせるとされています。つまり用量は上がる方向に設計されていて、料金も同じ方向に動きます

なお、胃腸の症状で体が受けつけない場合には、減量や増量の延期を考えるとも書かれています。増やすことが決まっているわけではなく、どう進めるかは診察した医師が判断します。

薬代以外にかかるお金

月額の表示に含まれていない費用があります。

  • 配送料 550円/回(税込)
  • 再診料 1,500円/回(税込)※初診料は0円

再診料については、公式サイトに「前回の診察で医師が処方した範囲内であれば、基本的にはお薬の補充(追加配送)が可能」と記載があります。一方で「お薬の種類を変更したい場合や服用量を追加される場合は、再度医師の診察が必要になる場合があります」とも書かれています。

ここが料金に効いてきます。2.5mgから5mgに上げるのは「服用量の追加」にあたるため、あらためて診察が入る可能性があります。用量が上がって薬代が変わり、そこに再診料が乗る、という流れを想定しておくと予算が読めます。

支払い方法はクレジットカードとデビットカードのみ(VISA / Master / JCB / AMEX)で、代金引換や振込は用意されていません。

定期便は「次がいつ届くか」で選ぶ

定期配送のサイクルは公式に明記されています。初回は決済後すぐ発送され、最短で翌日発送です。2回目以降は次のタイミングになります。

プラン2回目のお届け3回目以降
1ヶ月定期20日後30日後
3ヶ月定期80日後90日後
6ヶ月定期170日後180日後
12ヶ月定期350日後360日後
薬が切れる前に届くよう、2回目だけ10日分早く発送される仕組みです。

6ヶ月定期は月額が下がりますが、次の配送は170日後です。その間に用量を変えたくなったときは、追加の診察と決済が別に発生することになります。まとめて安く買うか、月ごとに調整できる状態にしておくかは、この配送間隔で考えると判断しやすくなります。

配送サイクルとプランの組み合わせは公式サイトに一覧があります。

定期配送のプランを見る

申し込む前に確認しておきたい3つ

1. 扱っている薬はクリニックごとに違う

GLP-1受容体作動薬と呼ばれる薬は1種類ではありません。Actually,の場合、マンジャロ(チルゼパチド)のほかに、オゼンピック(セマグルチド・週1回の注射)、リベルサス(セマグルチド・毎日の内服)、サクセンダ ジェネリック(リラグルチド・毎日の注射)を扱っています。

投与の形も頻度も料金も薬によって違います。「マンジャロを希望していたのに、そのクリニックでは扱っていなかった」ということが起こり得るので、申し込む前に取扱薬剤を見ておくと確実です。

2. 在庫切れで届くのが遅れることがある

公式サイトの料金ページには、需要の増加により治療薬が一時的に在庫切れになる場合があり、診察後に在庫切れが発生して配送を待つ可能性があると書かれています。始める時期が決まっている場合は、余裕を見ておいたほうが安全です。

3. 冷蔵品なので受け取りの段取りが要る

マンジャロは冷蔵保管が必要な薬です。届いたらすぐ冷蔵庫に入れられる状況で受け取る必要があります。長期不在にしがちな方は、配送のタイミングを診察時に相談しておくと安心です。

梱包は中身が分からない形で届くと公式サイトに記載されています。

よくある質問

保険は使えますか?

使えません。マンジャロは2型糖尿病の治療薬として国内で承認された薬で、体重管理を目的に使う場合は自由診療(全額自己負担)になります。医薬品副作用被害救済制度の対象外である点も、公式サイトに明記されています。

いちばん安いプランで始めれば損しませんか?

月額だけで見るとそうなりますが、月額が下がるプランほど契約する期間が長くなります。6ヶ月定期は次の配送が170日後なので、途中で用量や薬を変える場合は別途の手続きが必要になります。金額とあわせて、どのくらい先まで決めてよいかで選ぶことになります。

2.5mgのまま続けることはできますか?

添付文書では5mgが維持用量とされており、2.5mgは開始用量という位置づけです。ただし胃腸の症状で体が受けつけない場合は、減量や増量の延期を考えるとも書かれています。どう進めるかは診察した医師の判断になります。

途中でやめたらどうなりますか?

食欲を抑える作用がなくなるため、食欲は戻ります。やめ方については別の記事で詳しく整理しています。

注射は自分で打つのですか?

はい、自宅での自己注射になります。打ち方や、使い終わった注射器の捨て方は別の記事にまとめています。

まとめ

マンジャロの料金は、契約期間と用量の2軸で決まります。

  • 「月9,980円から」は2.5mg・6ヶ月定期の月額
  • 添付文書上、2.5mgは開始用量で、4週間後に5mgへ増量するのが基本
  • 5mgの6ヶ月定期は18,680円/月(総額112,080円)
  • 別途、配送料550円/回。用量を変える場合は再診料1,500円がかかることがある

比べるときは、いちばん安い月額ではなく、続ける用量での月額を見てください。それが実際に払い続ける金額に近くなります。

まずは全プランの金額を並べて見るところからで十分です。

公式サイトで料金プランを確認する

あわせて読みたい

※効果や副作用の出かたには個人差があります。
※料金は2026年8月1日に公式サイトで確認した内容です。最新の料金・プランは公式サイトをご確認ください。
※用法・用量は「マンジャロ皮下注アテオス」の添付文書に基づく記載です。体重管理を目的とした処方は自由診療であり、実際の用量は診察した医師が判断します。
※海外からの個人輸入は、品質が保証されず健康被害のリスクがあるため推奨しません。

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