※医療脱毛は自由診療のため、公的医療保険は適用されません。効果・リスクの感じ方には個人差があります。
「医療脱毛5回で契約したけど、まだ毛が残ってる…」
「あと何回やれば終わるの?追加ってお金かかるよね?」
そんな不安を抱えていませんか。
先に結論をお伝えします。医療脱毛は、5回では「自己処理が楽になる」ところまで。「ツルツル」を目指すなら、部位によっては8回以上かかることも珍しくありません。そしてこれは、あなたの毛質が悪いのでも、クリニックの腕が悪いのでもなく、毛が生えてくる仕組み(毛周期)から見て当然のことです。
この記事では、元看護師の視点で「なぜ回数に差が出るのか」「部位ごとの目安」「残った毛だけを、いくらで足せるのか」を、正直に整理します。契約前の方も、すでにコースが終わった方も、ムダな出費をせずに納得のいく状態を目指すための判断材料にしてください。
※本記事の料金は、2026年7月16日に各クリニックの公式サイトで確認した税込価格です。運営者が公式サイトで確認できた情報のみを掲載しています。
まず結論:5回・8回で「どこまで」いくのか
目安をざっくり表にすると、こうなります(毛質・部位・肌質による個人差があります)。
| 回数 | 到達する状態 |
|---|---|
| 3回ごろ | 毛が薄くなってきたと感じ始める |
| 5回ごろ | 自己処理がぐっと楽になる。多くの人が満足するライン |
| 8回ごろ | かなり減るが、産毛・薄い毛は残ることがある |
| それ以上 | ツルツル(無毛)を目指す・産毛まで処理したい場合 |
ポイントは、「5回で終わる」のではなく「5回で”自己処理が楽になる”」という点です。ここのズレが、「思ったより回数がかかった」という不満の最大の原因になっています。
【看護師が解説】なぜ人によって必要な回数が違うのか
「同じ5回受けたのに、友達はツルツルで自分はまだ残ってる」——これはよくあることです。理由は根性でも体質のせいでもなく、毛周期(毛が生え替わるサイクル)とレーザーの仕組みにあります。順に説明します。
レーザーは「今生えている毛」にしか効かない
毛には成長期・退行期・休止期という3つの周期があります。医療脱毛のレーザーが効果を発揮するのは、このうち成長期の毛だけです。毛根にしっかり色素(メラニン)がある成長期の毛にレーザーが反応し、毛を作る組織にダメージを与えます。
では、1回でどのくらい効くのか。リゼクリニックの公式サイトでは、1回の照射で効果が期待できるのは全体の10〜20%程度と説明されています。つまり、目の前に見えている毛のほとんどには、その日のレーザーは届いていません。
休止期だった毛が次に成長期へ入るのを待って、また照射する——これを繰り返す必要があるため、複数回・間隔をあけて通うのです。「1回でツルツルにならないのは効いてないから」ではなく、そもそもそういう仕組みなんですね。
部位によって毛周期も毛の濃さも違う
ここが「部位別に回数が違う」理由の核心です。
毛周期の長さも、毛の太さ・濃さも、部位によってバラバラです。太くて濃い毛(メラニンが多い)ほどレーザーが反応しやすく、比較的少ない回数で効果が出やすい。逆に、細くて色の薄い毛はレーザーが反応しにくく、回数がかかります。
- ワキ・VIO:毛が太く濃い → レーザーが反応しやすい。ただしVIOは毛量が多く密集しているため、満足度を上げるには回数を重ねる人が多い
- 顔・うなじ・お腹まわり:産毛が多い → レーザーが反応しにくく、回数がかかりやすい
- 腕・脚:中間。5回前後で満足する人が多い
「8回やってもフェイスラインの産毛が残る」というのは、まさにこの仕組み通り。顔の産毛は、体の濃い毛より多くの回数が必要になりやすい部位なんです。あなたの通い方が間違っていたわけではありません。
また、施術の間隔も部位で変わります。リゼクリニックの公式サイトによれば、毛周期が短い顔・VIOは約1〜2か月ごと、体は約2〜3か月ごとが目安です。
だから「残った分だけ足せるか」が重要になる
ここまでの話をまとめると、こうなります。
「必要な回数は人によって・部位によって違う。だから、足りない分だけ足せる仕組みがあるクリニックが合理的。」
最初から10回コースを契約すると、5回で満足した人にとってはムダになります。逆に5回コースだけだと、産毛が気になる人は物足りない。この問題を解決する方法が2つあります。
確認すべきポイントは3つ
- 追加1回の料金:定価のままか、割引価格か
- 部位だけ追加できるか:全身まるごとではなく「気になる1部位だけ」足せるか
- 回数・期間の制限:追加できる回数や期限に上限がないか
「5回で終わらせるつもり」でも、契約時にこの3点を確認しておくと、あとで「残った産毛だけ処理したい」となったときに数万円単位で差が出ます。
方法①:コース終了後の追加照射を使う(リゼクリニック)
「部位ごとに必要な回数が違う」「足りない分だけ足したい」というニーズに、仕組みで応えているのがリゼクリニックです。公式サイトで確認できた内容を整理します。
追加照射は「1回料金よりお得な特別価格」
リゼの公式サイトには、コース終了後に満足できない場合、1回料金よりもお得な特別価格で追加照射できると記載されています。適用条件は5回以上のコース終了後のみ。そしてこの特別料金に有効期限はありません。
「産毛が気になり始めたら、そのとき考えればいい」という設計です。期限に追われないのは、実際に通う側からするとかなり大きい違いです。
「気になる1部位だけ」追加できる
公式サイトによれば、契約プランに含まれている部位であれば、単部位ごとに追加することも可能——つまり「やりたいところを、やりたい分だけ」足せます。
「顔の産毛だけ」「VIOだけあと2回」といったピンポイントの追加ができるということです。これは「8回でも部位によって残る毛が違う」という現実に、そのまま噛み合う仕組みです。
※追加照射の部位別の金額は、公式サイトで確認できる範囲では「1回料金よりお得な特別価格」までの記載でした。実額はカウンセリングまたは公式サイトで直接ご確認ください。本サイトでは、公式で確認できなかった数字は掲載していません。
3種類の脱毛機を毛質・部位で使い分け
「自分に合った機械かどうか」を気にされる方は多いですが、リゼは3種類の脱毛機を、部位や毛質に合わせて使い分ける方針です。
- ラシャ:産毛と濃い毛の両方に対応。痛みを抑えつつスピーディー
- メディオスターNeXT PRO:蓄熱式で、産毛や日焼け肌にも対応しやすい
- ジェントルYAG:波長が長く深く届くため、VIOなど濃く根の深い毛に対応
1種類の機械で全部位を照射するのではなく、「濃いVIOにはYAG、産毛にはラシャ」といった使い分けができるのが、回数を効率化するうえで理にかなっています。とくに残りやすい産毛には、蓄熱式を選べるかどうかが効いてきます。
コース料金以外にかかるお金
リゼの公式サイトでは、初回カウンセリング料・初診料・再診料・予約キャンセル料などのコース料金以外の費用は一切かからないと明記されています。ただし麻酔を使用する場合は別途費用が発生します。麻酔の種類と金額は、カウンセリングで確認してください。
回数の目安・追加照射の条件は、無料カウンセリングで確認できます。
方法②:残った部位だけを、部分脱毛で受ける(ルシアクリニック)
「契約プランに顔が入っていなかった」「他院で全身を終えたので、残った部分だけやりたい」——この場合、追加照射は使えません。そこで残った部位だけを単体で契約する方法があります。
ルシアクリニックの公式料金ページで確認できた、部分脱毛の料金がこちらです(2026年7月16日確認・税込・平日価格)。
| 部位 | 都度払い(1回) | 5回 | 8回 | 10回 |
|---|---|---|---|---|
| VIO | 16,500円 | 88,000円 | 115,500円 | 132,000円 |
| 顔 | 16,500円 | 88,000円 | 115,500円 | 132,000円 |
| デザインうなじ | 16,500円 | 88,000円 | — | 132,000円 |
注目してほしいのは都度払いの16,500円です。「残っている毛が気になるけど、いまさらコースを組み直すのは違う」という人にとって、1回だけ試せるというのは現実的な選択肢になります。
ルシアは公式サイトで「熱破壊式脱毛機器ジェントルシリーズのみ使用」と明記しているクリニックです。熱破壊式は毛根に短時間で強いエネルギーを当てる方式で、メラニンの多い太い毛・濃い毛に反応が出やすいのが特徴。「VIOやワキの濃い毛が残っている」という場合には噛み合います。逆にメラニンの少ない産毛は、この方式の得意分野からは外れます。
※ルシアの料金は平日価格で、全日プランは10%UPになります。すべて税込です。
※初回カウンセリングは無料です
「打ち漏れ」と「追加照射」は別物です
ここは混同されやすいので、はっきり分けておきます。
- 打ち漏れ:照射から2〜3週間後、一部がかたまりで残っている状態。レーザーが当たっていなかった可能性があります
- 毛周期による残り:全体的に、まばらに残っている状態。これは仕組み通りで、追加照射の出番です
打ち漏れは、その日の照射が届かなかったということ。多くのクリニックで再照射の対応がありますが、無料かどうか・申告できる期限があるかは、クリニックによって違います。ここは必ず契約前に確認してください。「残った気がする」と思ったら、まずかたまりで残っているのか、まばらなのかを見てみてください。判断が変わります。
契約前に確認しておきたいこと
「5回で終わる」と思い込まない
5回は「自己処理が楽になる」目安。ツルツルや産毛の処理まで求めるなら、追加照射前提で考えておくと、後悔しません。

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