※医療脱毛は自由診療のため、公的医療保険は適用されません。効果・リスクの感じ方には個人差があります。
「医療脱毛は痛いと聞くけど、麻酔って結局いくらかかるの?」「麻酔を使うと効果が落ちるんじゃない?」——契約前に気になるところではないでしょうか。
この記事では、元看護師の視点で医療脱毛の麻酔を整理しました。先に結論を言うと、麻酔代は料金表の金額を見ただけでは総額が出ません。クリームは「1本いくら」、笑気麻酔は「何分でいくら」という課金の仕方だからです。自分の施術範囲だと何本・何分になるのかを確認しないと、実際の負担は決まりません。ここを含めて順に見ていきます。
結論|麻酔代は「1回いくら」では決まらない
医療脱毛の麻酔は、コース料金に含まれないことが一般的です。リゼクリニックの公式サイトにも、コース料金以外の費用はかからないという案内とあわせて、麻酔は別途費用が発生する旨が記載されています(2026年7月26日確認)。
ここで見落とされやすいのが、麻酔の料金表は「1回あたり」で書かれていないという点です。クリームは本数、笑気麻酔は使用時間が単位になっています。同じ「3,300円」でも、全身の広い範囲に使うのか、鼻下だけに使うのかで、必要な量も時間も変わります。
つまり「麻酔代は3,300円」と覚えるのではなく、「自分の場合は何本・何分になりますか」と聞くのが正しい確認の仕方ということです。
リゼクリニックの麻酔の料金(2026年7月26日 公式サイト確認)
| 種類 | 料金 | 課金の単位 |
|---|---|---|
| 麻酔クリーム | 3,300円 | 1本あたり |
| 笑気麻酔 | 3,300円 | 30分あたり |
| 麻酔テープ | 550円 | 1枚あたり |
(2026年7月26日 公式サイト確認・税込)
1本で何回分・どの範囲まで使えるのか、笑気麻酔が何単位必要になるのかについては、公式サイトで記載を確認できませんでした。施術範囲や毛量によって変わる部分なので、カウンセリングで自分の契約プランに当てはめて聞くのが確実です。
仮に、コース5回すべてでクリームを1本ずつ使ったとすると3,300円×5回で16,500円になります。これはあくまで「毎回1本」と仮定した場合の単純計算で、実際の本数を保証するものではありません。ただ、コース料金とは別にこの程度の幅で変動しうる、という感覚は持っておいたほうが、契約後に想定とずれずに済みます。
※カウンセリング予約フォームからの申込みが確実です
【元看護師の視点】麻酔を使っても、脱毛の効果は落ちません
相談を受けていていちばん多い誤解がこれです。「麻酔で痛みを抑えたら、その分効きも弱くなるんじゃないか」——これは仕組みを知ると解けます。
痛みと効果は同じ現象の裏表、でも麻酔が作用する場所は別
医療脱毛のレーザーは、毛のメラニン色素に吸収されて熱に変わります。メラニンが多い毛ほどよく反応し、そのぶん熱も強くなる——だから「効いている部位ほど痛い」という関係になります。
一方、麻酔クリームや麻酔テープが作用するのは皮膚の知覚神経です。感覚の伝わり方を一時的に抑えているだけで、レーザーがメラニンに吸収されて熱を出すという過程そのものには関与しません。痛みの信号を受け取りにくくしているだけで、毛に届くエネルギーが減るわけではない、ということです。
笑気麻酔は少し性質が違い、吸入によって痛みへの反応や緊張をやわらげるものです。意識ははっきりしたままで、痛みが完全に消えるわけではありません。「痛いのは分かるけれど、身構えなくて済む」という感覚に近い方が多いようです。
むしろ、我慢しすぎるほうが困ることがある
痛みに耐えようとして体に力が入ると、じっとしているのがつらくなり、施術が長引くことがあります。「麻酔を使わないほうが偉い」という考え方は、脱毛においては特に意味がありません。使うかどうかは、通い続けられるかどうかで決めていいと考えています。
麻酔にもリスクはあります
費用の話だけで判断しないよう、リスク面も書いておきます。
- 麻酔クリーム・麻酔テープ——まれに赤み、かゆみ、かぶれなどが出ることがあります。効果が出るまでに一定の時間が必要なため、当日の流れがどうなるかは事前に確認しておくと安心です
- 笑気麻酔——吐き気やふらつきを感じる場合があります。妊娠中の方、鼻づまりのある方、呼吸器に持病がある方などは使用できないことがあります
いずれも使用の可否は医師の判断になります。持病・服薬・アレルギーの有無は、カウンセリングの段階で正確に伝えてください。感じ方には個人差があります。
使うか迷ったときの考え方|部位で分けて考える
「全部の部位で麻酔を使うか、まったく使わないか」の二択で考える必要はありません。部位ごとに決められます。
痛みを感じやすい部位
VIO・ワキ・鼻下は、毛が太くメラニンが多い部位です。レーザーがよく反応するぶん、熱も強くなります。ここは麻酔を検討する価値が高い部位といえます。
比較的おだやかな部位
顔の産毛はメラニンが少なく、反応が穏やかです。腕や脚も、VIOほどの痛みを感じる方は多くありません。ここまで麻酔を使うと、費用だけが増えることになりかねません。
おすすめの決め方
実務的にいちばん無駄がないのは、1回目を麻酔なしで受けてみて、つらかった部位にだけ2回目から足すという進め方です。痛みの感じ方は本人にしか分からず、事前に予測しきれません。1回受ければ自分の基準ができるので、そこから決めれば十分です。
麻酔以外に、痛みを減らすためにできること
費用をかけずにできることもあります。
- 日焼けをしない——皮膚のメラニンが増えると、レーザーが毛以外にも反応しやすくなり、痛みもやけどのリスクも上がります。ここは最優先です
- 保湿する——乾燥した肌はレーザーの刺激を受けやすくなります
- 前日に自己処理をしておく——毛が長いまま照射すると、皮膚の表面で熱が出て痛みにつながります
- 生理前後を避ける——肌が敏感になりやすい時期です
- 寝不足を避ける——体調によって痛みの感じ方は変わります
- 当日のアルコール・カフェインを控える——血行が変わることで刺激を感じやすくなることがあります
もうひとつ、脱毛機の方式によっても痛みの出方は変わります。熱破壊式は太い毛にしっかり作用する反面、瞬間的な熱が強く出ます。蓄熱式はじわじわ温める方式で、痛みは比較的おだやかとされています。リゼクリニックは3種類の脱毛機を導入しており、そのうち熱破壊式と蓄熱式を切り替えられる機種もあります(脱毛機の指定は原則できません)。
ルシアクリニックの場合(正直な現状)
関西で比較先になりやすいルシアクリニックについては、2026年7月28日時点で、公式サイトの料金ページに麻酔の費用の記載を確認できませんでした。確認できない金額は本記事には載せません。麻酔の用意があるか、費用はいくらかは、カウンセリングで直接ご確認ください。
脱毛機の方式についても触れておきます。ルシアクリニックは熱破壊式の脱毛機のみを導入しており、リゼクリニックは熱破壊式と蓄熱式の両方を扱っています。一方で波長の種類はルシアのほうが多く、リゼが2種類、ルシアが3種類です(いずれも脱毛機の指定は原則できません)。方式の数と波長の数はトレードオフの関係にあり、どちらのクリニックが優れているという書き方は本サイトではしません。毛質・肌質・その院に置いてある機械によって適した組み合わせが変わるためです。
そして、痛みの感じ方は説明を読んで予測しきれるものではありません。その意味で、部分脱毛の都度払い(1回16,500円/2026年7月28日公式サイト確認・税込)のように1回だけ受けて確かめられる仕組みは、判断材料を得るうえで使いやすい選択肢です。
※初回カウンセリングは無料です
総額で考えるとき、麻酔はどこに入るか
コース料金だけを見て契約すると、あとから追加が出て「聞いていた金額と違う」と感じやすくなります。リゼクリニックの全身プランは公式サイトで次のように案内されています。
| プラン(5回) | 料金 |
|---|---|
| 全身脱毛 | 77,800円 |
| 全身+VIO | 109,800円 |
| 全身+VIO+顔 | 144,800円 |
(2026年7月 公式サイト確認・税込・割引適用前)
この金額に対して、麻酔を使う場合は使った分だけ加算されます。公式サイトには、初診料・再診料・予約キャンセル料などコース料金以外の費用はかからないという記載がありますが、麻酔は別途です。ここを混同しないでください。
2026年8月1日〜8月31日の期間、医療脱毛の全プラン(ニードル脱毛を除く)を対象に5%の割引が実施され、この5%分については他の割引と併用できると案内されています。対象はリゼクリニックでの契約が初めての方で、1回・5回・7回・9回コースです。8月31日までに予約すれば、来院が9月でも適用されるとされています。
なお、青森院・八戸院・いわき院・郡山院・盛岡院は対象外です。
この内容は2026年7月23日時点の案内にもとづくものです。条件は変更されることがあるため、契約前に必ず公式サイトでご確認ください。
よくある質問
Q. 麻酔は毎回使わないといけませんか?
いいえ。使うかどうかは毎回選べます。部位ごとに使い分けることもできます。1回目を麻酔なしで受けてみて、つらかった部位にだけ次回から足す、という進め方が無駄がありません。
Q. 麻酔を使うと脱毛の効果は下がりますか?
下がりません。麻酔が作用するのは皮膚の感覚であり、レーザーが毛のメラニンに吸収されて熱を出す仕組みには関与しないためです。
Q. クリームと笑気麻酔、どちらを選べばいいですか?
特定の部位の痛みを抑えたい場合は塗るタイプ、施術全体の緊張をやわらげたい場合は笑気麻酔が候補になります。ただし体質や持病によって使えない場合があるため、最終的には医師の判断になります。カウンセリングで両方について聞いておくと選びやすくなります。
Q. 麻酔代を含めた総額はどうやって出せばいいですか?
公式サイトに記載されているのは「クリーム1本」「笑気30分」あたりの金額なので、自分の契約プランでは何本・何分が目安になるのかをカウンセリングで聞き、それにコースの回数を掛けて計算します。範囲や毛量で変わるため、事前に机上で正確に出すのは難しい部分です。
Q. 麻酔を使うと当日の時間は長くなりますか?
塗るタイプの麻酔は効果が出るまでに時間が必要です。当日の来院時間や流れがどうなるかは公式サイトでは確認できないため、予約時に確認しておくと当日あわてずに済みます。
まとめ|聞くべきは「いくら」ではなく「何本・何分」
医療脱毛の麻酔で押さえるのは3つです。
- 料金表の金額だけでは総額が出ない——クリームは本数、笑気は時間が単位。自分の範囲だと何本・何分かを聞く
- 麻酔で効果は落ちない——作用する場所が違うので、我慢する理由にはならない
- 部位ごとに決めていい——1回目を麻酔なしで受けて、つらかった部位にだけ足すのが無駄がない
コース料金は比較サイトを見れば分かりますが、麻酔の必要量は自分の毛質と範囲でしか決まりません。だからこそ、カウンセリングで聞く価値がある項目です。
※カウンセリングは無料です
※初回カウンセリングは無料です
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※効果・痛みの感じ方・必要な回数には個人差があります。
※麻酔の使用可否は医師が判断します。持病・服薬・アレルギーは必ず事前にお伝えください。
※最新の料金・プランの内容は、必ず公式サイトをご確認ください。本記事のリゼクリニックの料金は2026年7月26日、ルシアクリニックの料金は2026年7月28日に公式サイトで確認したものです。
※医療脱毛は自由診療のため、公的医療保険は適用されません。

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