※医療脱毛は自由診療のため、公的医療保険は適用されません。効果・リスクの感じ方には個人差があります。
「レーザーを5回受けたのに、白い毛だけ残ってしまった」「眉下やほくろの上は照射できないと言われた」——コースが終わる頃に出てくる悩みです。
この記事では、元看護師の視点でニードル脱毛(針脱毛)の料金の仕組みを整理しました。先に結論を言うと、ニードル脱毛はレーザー脱毛と料金の数え方がまったく違います。回数ではなく本数で数え、まとめても1本あたりの単価は下がりません。ここを知らずに見積もると、想定と大きくずれます。
結論|レーザーの感覚が通じないのは3点
ニードル脱毛は、毛穴に絶縁処理を施した針を差し込み、電流を流して毛根周囲にダメージを与える方法です(リゼクリニック公式サイトのよくある質問・2026年7月29日確認)。レーザーが毛のメラニンに反応させる方式なのに対して、色に関係なく1本ずつ物理的に処理するのが違いです。
料金面で押さえるのは次の3点です。
- 課金の単位が「本数」——回数ではなく毛の本数で数えます
- 割引が使えない——学割・乗り換え割・ペア割はニードル脱毛には適用されないと公式サイトに記載されています
- 分割の選択肢が狭い——医療ローンと定額payは利用できません
レーザー脱毛の記事に載っている料金の考え方は、そのままでは当てはまらないということです。
リゼクリニックのニードル脱毛の料金(2026年7月29日 公式サイト確認)
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 針代 | 1回 4,000円 |
| 20本 | 10,000円 |
| 40本 | 20,000円 |
| 追加1本 | 500円 |
(2026年7月29日 公式サイトのよくある質問で確認。税込・税別の記載は公式サイトで確認できませんでしたのでカウンセリングでご確認ください)
公式サイトには、リゼクリニックでレーザー脱毛を契約した方は費用を抑えて針脱毛ができる、とも記載されています。具体的にどの程度変わるかまでは記載を確認できませんでした。
数字を割ってみると|まとめても単価は下がりません
表の数字を1本あたりに直します。
- 20本 10,000円 → 1本あたり500円
- 40本 20,000円 → 1本あたり500円
- 追加1本 → 500円
本数が増えても、1本あたりは500円のまま変わりません。ここがレーザーのコース契約と決定的に違うところです。レーザーは回数をまとめると1回あたりの金額が下がりますが、ニードル脱毛にはその構造がありません。
では何で総額が変わるのか。針代です。針代は1回あたり4,000円で、施術のたびに発生します。
| 受け方 | 計算 | 合計 | 1本あたり |
|---|---|---|---|
| 20本を1回で | 4,000+10,000 | 14,000円 | 700円 |
| 40本を1回で | 4,000+20,000 | 24,000円 | 600円 |
| 40本を20本×2回で | (4,000+10,000)×2 | 28,000円 | 700円 |
同じ40本でも、1回で終えるか2回に分けるかで4,000円変わります。針代が回数分かかるためです。
レーザー脱毛では、間隔があいても効果が落ちるわけではないため「通えるときに通えばいい」と説明されます。ニードル脱毛では、回数を分けるほど針代が積み上がります。同じ「医療脱毛」でも、通い方の考え方が逆になる、ということです。
本数の見積もりは自分では出せません。残っている毛が何本あるのか、どこまで処理したいのかは、実際に見てもらって決める部分です。カウンセリングで「この範囲だとおよそ何本になりますか」と聞くのが、総額に近づく唯一の方法になります。
※カウンセリング予約フォームからの申込みが確実です
受けられる院が限られます
これは見落とされやすい点です。リゼクリニックの公式サイトによると、ニードル脱毛の対象院は次の16院です(2026年7月29日確認)。
札幌院/仙台院/大宮院/柏院/池袋院/新宿東口院/渋谷院/銀座院/立川院/町田院/名古屋駅前院/京都河原町院/大阪梅田院/神戸三宮院/広島院/福岡天神院
全国に展開している院のうち、ニードル脱毛を扱っているのは一部です。関西では京都河原町院・大阪梅田院・神戸三宮院が対象で、心斎橋院と名古屋栄院は対象に含まれていません。なお院によって取り扱う部位の範囲が異なる場合があるため、予約前に希望の院で確認してください。
レーザーのコースを近くの院で契約していても、白髪や眉下の仕上げをニードルで行いたくなったときに、その院では受けられない可能性があります。将来ニードルまで考えているなら、契約の段階で院を選んでおくほうが動きやすいということです。
割引と支払い方法の制限
リゼクリニックの公式サイトの料金ページには、乗り換え割・学割・ペア割それぞれの条件としてニードル脱毛は適用不可と記載されています(2026年7月29日確認)。
支払い方法にも制限があります。公式サイトのよくある質問によると、ニードル脱毛の支払いは現金一括・クレジットカード・デビットカードの3種類で、医療ローンと定額payは利用できないとされています(2026年7月29日確認)。
つまり、レーザーのコースで使えた「割引で1割引く」「分割で月々を平らにする」という手が、どちらも使えません。本数×500円+針代が、そのまま出ていく金額になります。支払い回数の考え方についてはコース有効期限の記事にも書いています。
【元看護師の視点】なぜレーザーは白髪に反応しないのか
「5回受けたのに白い毛だけ残った」という相談は珍しくありません。これは施術が失敗したわけではなく、仕組み上そうなります。
レーザーが狙っているのは「色」
医療脱毛のレーザーは、毛のメラニン色素に吸収されて熱に変わります。その熱で発毛組織にダメージを与える仕組みです。白髪はメラニンが失われた状態の毛なので、レーザーが吸収される先がありません。エネルギーが届かないため、反応しないということです。
顔の産毛が回数を要するのも同じ理由です。メラニンが少ないぶん反応が穏やかになります。「太くて濃い毛ほどよく効く」というレーザーの長所は、裏返すと「色の薄い毛には届きにくい」という短所になります。
ニードル脱毛は色を見ない
一方でニードル脱毛は、毛穴に直接針を入れて処理します。色に依存しないため、白髪でも産毛でも処理できます。日焼けした肌やほくろの上など、レーザーの照射が制限される場所にも対応できるのはこのためです。
だから「置き換え」ではなく「仕上げ」
ここが実務上いちばん大事なところです。ニードル脱毛は1本ずつ手作業で行うため、広い範囲を最初から全部これでやるという使い方は現実的ではありません。本数がそのまま金額になるからです。
一般的なのは、まずレーザーで全体を減らし、最後に残った毛だけをニードルで処理するという順番です。レーザーで9割を落として、残った白髪や眉下の数十本をニードルで仕上げる——この形なら本数が抑えられます。
逆に言うと、先にレーザーで減らしておくかどうかで、後からのニードルの費用が大きく変わります。白髪が増えてから全部をニードルで、という段取りは費用面で負担が重くなります。年齢とともに白髪が出てくる部位があることを考えると、この順番は知っておく価値があります。
コース終了後に毛が残る理由についてはこちらの記事で詳しく書いています。
ルシアクリニックの場合(正直な現状)
関西で比較先になりやすいルシアクリニックにも、公式サイトの脱毛メニューにニードル脱毛(針脱毛)が掲載されています(2026年7月28日確認)。ただし料金の記載は公式サイトで確認できませんでした。確認できていない金額は本記事には載せません。
なお脱毛機について、ルシアクリニックは熱破壊式の脱毛機のみを導入しています。熱破壊式は太い毛にしっかり作用する方式ですが、方式にかかわらずレーザーである以上、メラニンの少ない毛に反応しにくいという性質は共通です。白髪への対応がニードルになるのは、どのクリニックでも同じ考え方になります。
ニードル脱毛まで検討する段階なら、まずレーザーをどこで受けるかが先の判断になります。ルシアクリニックの部分脱毛は3プランとも1回16,500円と公式サイトに記載されており(2026年7月28日確認・税込)、1回だけ受けて確かめられる形があります。
※初回カウンセリングは無料です
よくある質問
Q. ニードル脱毛だけを最初から受けることはできますか?
できますが、本数がそのまま料金になるため、広い範囲では負担が大きくなります。レーザーで全体を減らしてから、残った毛にニードルを使う順番が一般的です。
Q. 何本くらい必要か、事前に分かりますか?
実際に見てもらわないと分かりません。残っている毛の本数と、どこまで処理したいかで変わります。カウンセリングで対象部位を見てもらい、おおよその本数を聞いてください。
Q. 白髪にレーザーは効きませんか?
レーザーは毛のメラニン色素に吸収されて作用するため、メラニンが失われた白髪には反応しにくくなります。これは施術の問題ではなく仕組み上の性質です。
Q. 割引は使えますか?
リゼクリニックの公式サイトには、乗り換え割・学割・ペア割はニードル脱毛には適用できないと記載されています。
Q. 分割払いはできますか?
公式サイトによると、ニードル脱毛の支払い方法は現金一括・クレジットカード・デビットカードの3種類で、医療ローンと定額payは利用できないとされています。クレジットカードの分割回数はカード会社によります。
まとめ|本数で数える、まとめても単価は変わらない
ニードル脱毛で押さえるのは3つです。
- 1本あたりの単価は下がらない——20本でも40本でも1本500円。レーザーのコース契約とは構造が違う
- 回数を分けるほど針代が増える——針代は1回4,000円。同じ40本でも2回に分けると4,000円変わる
- 受けられる院が限られる——関西は京都河原町・大阪梅田・神戸三宮。契約する院を選ぶ段階で関係してくる
そして、レーザーで先に減らしておくほど、あとからのニードルの本数は少なくて済みます。順番が費用を決める施術だということです。
※カウンセリングは無料です
※初回カウンセリングは無料です
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※効果・痛みの感じ方・必要な本数には個人差があります。
※本記事のリゼクリニックの内容は2026年7月29日、ルシアクリニックの内容は2026年7月28日に公式サイトで確認したものです。税込・税別の表記および対象院は変更されることがあります。
※最新の料金・対応院は、必ず公式サイトをご確認ください。
※医療脱毛は自由診療のため、公的医療保険は適用されません。

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